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大宮八幡宮(東京のへそ&パワースポット)へ行ってきた!【東京都:杉並区】

あらくまの日常から

自宅の近所にあり、神聖な場所であり、都会のオアシスであり、パワースポットとして有名な「大宮八幡宮」をご紹介します。

このブログで何度か大宮八幡宮は登場しているんですがちゃんとご紹介したことがなかったので、今回、しっかりとご紹介しようと。

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大宮八幡宮とはどんなとこ?

大宮八幡宮は「東京のへそ・子育厄除け八幡さま」として、また、神聖な場所・都会のオアシス・パワースポットとして、多くの人に親しまれています。

その成り立ちは古く、1063年(康平6年)に「源頼義(みなものとのよりよし)」が、京都の石清水八幡宮より御分霊をいただいて、この場所へ神社を創建したのが始まりなんだそうで、かつては武蔵国三大宮(むさしのくにさんおおみや)の一つ「多摩の大宮」、または「武蔵国八幡一之宮(むさしのくにはちまんいちのみや)」と呼ばれていたそうです。

大宮八幡宮は950年以上の歴史を持つ、たいへん由緒ある神社なんですね。

どうでもいいことなんですが、Google日本語で「1063年」を変換すると「康平6年」と変換語句の候補にちゃんと表示されるんですよ!良い仕事をしますな、Google日本語。

東京のへそって?

「東京のへそ」としても有名な大宮八幡宮。実は東京都全体の人口重心がこの大宮八幡宮周辺になるらしいんですね。

人口重心とは、その地域に住んでいる全ての人が同じ体重を持つと仮定して、その地域を支えることができる重心のこと。

簡単に言うと大宮八幡宮付近が、東京都に住んでいる人全員の体重が同じだとしたら重心点になっていたことに由来するらしい。

ただし、平成22年10月1日時点での東京都の人口重心は杉並区成田東1丁目付近になるとのことですが、大宮八幡宮からメチャクチャ離れた場所でもないので、へそって言えばへそなのかもしれないね。

大宮八幡宮へ参拝がてら境内をご案内しましょう!

大宮八幡宮の境内は現在およそ15,000坪ありますが、なんと江戸時代には境内を除いて60,000坪もあり、明治維新後に35,000坪が押収されてしまったそうで、その後もいろんなことがあって境内の広さが少し小さくなり、今にいたっているそうです。

15,000坪ってピンとこないですよね、調べてみましたよ!その結果、大宮八幡宮の広さは 東京ドーム1個分よりもほんのちょっと広い ということがわかりました。

大宮八幡宮の境内マップ

大宮八幡宮の境内をいろいろと見てまわり、写真をとったりする前に、まずは、参拝をすませておきましょう。

それでは、これからいよいよ「大宮八幡宮」の境内に足を踏み入れていきましょう!

参拝の様子をお伝えしていきましょう

まずは、大宮八幡宮へ参拝したときの様子からお伝えしていきましょうか。

一之鳥居・二之鳥居と正参道を通って社殿へ

大宮八幡宮の表玄関というべき「一之鳥居(いちのとりい)・二之鳥居(にのとりい)と正参道」です。表参道といわれることが一般的ですが、境内マップには正参道と書いてあるので、こちらでも正参道と呼ぶことにします。

一之鳥居・二之鳥居と正参道の入り口

説明するまでもないと思いますが、手前の鳥居が「一之鳥居」で、奥に小さく写っているのが「二之鳥居」になります。

二之鳥居。

そして、正参道の中心には石畳が敷いてあるのがわかると思います。やっぱり、神様が通る場所だからなんでしょうかね。

また、写真の撮り方が悪いのもありますが、正参道をかなり歩かないといけないような感じがしますが、実際に歩いてみると「神門」までそんなに遠くなく、距離にして500mほどになりましょうか。

一之鳥居・二之鳥居をくぐって正参道を歩いて進むと、正参道の両側に車が止めてあるんですね。このときはわかりませんでしたが、参拝後に境内マップをいただいて眺めていたら、両脇が駐車場となっていました。

神社参拝の作法に 参道の中央は神様のとおるところなので真ん中は歩かない という作法がありますが、駐車場としても使っているので、どうしても正参道の中央に敷いてある石畳を歩かないといけなくなっちゃうんですが、できるだけ石畳の上を歩かないように気をつけて歩いていきましたよ。

手水舎で心身ともにお清め

正参道を歩いてくると正面に神門が見えてきますが、神門の手前右側に「手水舎」があります。この手水舎で、参拝前に心身とも清めることになります。

手水舎の石造りの桶(でいいのかな?)に 心洗 と書いてあるのがわかりますか?

また手水舎には、参拝前のお清めの作法の説明書きの看板があり、どのようにお清めをすればいいのかを、わかりやすく説明してあります。

手水舎の石の桶の前までくると、自動で水がでるようになっていました。ハイテクなんだね!

神門をくぐって拝殿へ

手水舎で心身ともにお清めをすませたので「神門」をくぐって、拝殿・本殿へ向かうことにしましょう。神門をくぐるときも一礼してから通るようにしてくださいね。

神門。

神門の左右に掲げられていた酉の絵。絵馬のでかいヤツなのかな?

神門をくぐれば拝殿はもうすぐそこ。

拝殿にて参拝

さぁ、いよいよ「拝殿」で参拝しましょう。拝殿の奥に「本殿」があるんですが、さすがに本殿の写真はとれませんでしたので、拝殿の写真のみとなります。

神社参拝の作法の基本は 一揖二礼二拍手一礼一揖 ですので、ちゃんと覚えておきましょう。

神様にお願いごとがあるときは、住所・氏名を神様に告げてからお祈りします。神様だって、毎日たくさんの人からいろいろなお願いごとをされているんですから、どこの誰であるか、どんな願いごとだったのかを、しっかりと覚えておいてもらわないといけませんよね。

え?何をお願いしたんだって?

お願いごとの内容はナイショ…。ここでお話しできるのは「写真を撮らせていただいてブログで公開させていただきますのでよろしくお願いします。」ということを、神様にお伝えしておきました。

これにて参拝は終了です。

お参りさせていただいた日には本殿内で正式参拝がおこなわれていて、ちょうど巫女さんが神学を舞っているところでしたが、さすがに写真を撮ることができず…。巫女さんが手に持っている鈴がシャリンシャリンと拝殿内に響いて、舞いとあわせて神秘的というか幻想的でしたよ。

境内の見どころをご紹介!

無事に参拝もすみましたので、境内の見どころをまわっていきましょう。

ご社殿(拝殿・本殿)

ご社殿は総檜造り(そうひのきづくり)で、現在のものは1965年(昭和40年)に、ご鎮座900年を記念し建て替えられたものだそうです。

また、大宮八幡宮の鎮座している地域を大宮といいますが、この地名は大宮八幡宮の神域が広大であったことが地名の由来なんだそうです。

義家公手植松跡

大宮八幡宮は源頼義によって創建されたことはすでにお伝えしましたが、源頼義の子の 八幡太郎義家が後三年の役のあと境内に一千本の松を植えた と言われているそうです。

義家が植えたといわれる時代からの松は、すでに枯れてしまって残っていないということで、現在は当時の遺株に二代目の松が植えられたものなんだそうです。

一応、案内板がたっているんですが、字がかすんでいて何が書いてあるのか、なんとか読める程度になちゃってました。

御神輿庫

全部で32基のお神輿(おみこし)が奉安(ほうあん)されています。

お祭りのときには、威勢よい掛け声とともに町中をかつがれているんでしょうね。

近所に住んでいながら、大宮八幡宮のお祭りを見たことってないんですよ。今年はこれを機会に祭り見物もしてみたいと思います。

お神輿庫の写真は綺麗にとることができませんでしたので割愛しちゃいます。

若宮八幡神社・白幡宮・御嶽榛名神社

境内末社で、「武州御嶽神社」「上州榛名神社」から分霊し、「御嶽・榛名神社」として祀ってあるそうで、白幡宮には大宮八幡宮を創建した 源頼義とその子の八幡太郎源義家 がご神霊として、若宮八幡神社には 八幡大神(応神天皇)と御子神の仁徳天皇 がまつられているそうです。

大宮稲荷神社・三宝荒神社

赤い鳥居をいくつもくぐってお参りするのが「大宮稲荷神社」で、衣食住の神様 として信仰されているそうで、大宮八幡宮と姉妹有効神社の宮城県にある「竹駒神社」が合祀されているとのこと。三宝荒神社は、生活守護の神 として崇敬が篤いとのことです。

なんでも、大宮八幡宮の都市伝説になっている「小さいおじさん」が、よく目撃される場所なんだそうで。

共生の木

共生(ともいき)と読むんだそう。かやの木にイヌザクラが寄生しているんだそうですが、自分にはどこにイヌザクラが寄生しているんだか、ちっともわかりませんでした…。学がないので、イヌザクラがどんな木なのかわからない。

2つの異なる木が一本の幹で結ばれて、助け合いながら生き続けているその姿から、夫婦和合・相互扶助など)を表しているご神木になっています。

宝物殿

随身像、秀吉の禁制札、中世瓦、由井正雪の絵馬、大宮遺跡より出土した縄文・弥生時代の土器などが保管されているそうです。

宝物は一般に非公開となっているので、実物を見ることができないのが残念ですね。

大宮天満宮

天満宮と言えば、そう、ご存知のとおり 学問の神様「菅原道真」 を祀っている神社です。写真にちょこっと写っていますが、合格祈願などの絵馬がたくさんありました。

力石

力石は「担ぎ石」「盤持石」とも呼ばれているそうで、最大のものは50貫(187kg)もの重さがあり、明治・大正時代に近隣の若者が力比べで競ったときのものだそうです。

力石は、赤門(北神門)から境内に入ってすぐのところにあります。

赤門(北神門)

赤門(北神門)はもともと大宮八幡宮の正門で、御鎮座900年の年に現在地に移築されたものだそうです。

赤色で神社の威厳はあるものの、なんとなく大宮八幡宮の正門だったものにしては、小さい門構えだったんだな、なんて思っちゃいました。

江戸中期以前に建てられたものであることが確認されているそうです。

赤門(北神門)を出てすぐ右側に「大宮八幡神社」と書かれた社号標があります。これは以前「大宮八幡宮」が大宮八幡神社と名乗っていたときのもの だそう。

神楽殿

神楽殿とは神社の境内に設けた、神学を奏するための建物のことで、大宮八幡宮にも神門も入って右側にひっそりと建っています。

建物が少し傷んでいるのが気になるところです。

夫婦銀杏

神門をくぐってすぐの両側に「夫婦銀杏」が植えられています。拝殿・本殿へ向かって右側にあるのが「男銀杏」で、左側にあるのが「女銀杏」になります。夫婦というのに男・女というふうに名付けられていて、夫銀杏とか妻銀杏とは言わないんですね。このような名前では確かに言いにくいか…。

男銀杏の高さは26mにもなるそうです。

夫婦銀杏は、参拝前には見落としそうな場所に植えられているので、参拝後、神門をとおる直前に左右を見てみてください。

また、神門をくぐり女銀杏が植えられている場所の横に社務所があります。御朱印などはこちらの社務所でいただくことができます。

南参道

1983年(昭和58年)に整備された参道で、車で大宮八幡宮へ来たときは、この南参道より正参道の駐車場へ車を停めて参拝しにいくことになります。

写真の奥に見える鳥居が南参道にある鳥居なんですが、これが、なんと日本初のステンレス製の鳥居なんだそうで。

多摩清水社

以前はご神水が湧き出ていたそうなんですが、現在はポンプで汲み上げているとのこと。なので蛇口みたいのがありました。一人あたりペットボトル3本までご神水を持ち帰ることができる と、どこかのサイトで書いてあるのを見たような気が…。

こちらの鳥居はとても小さく背が低いので、油断していると鳥居に頭をぶつけそうになりますから、ご注意ください。石造りなのでぶつけるとかなり痛そう…。

また社務所では、延命祈願水「多摩の大宮水」として300円で授与されています。

大宮八幡宮といえば「小さいおじさん」伝説がありますが…

大宮八幡宮が注目をあびることになったきっかけといえば、やっぱり「小さいおじさん」伝説ではないでしょうか。

「小さいおじさん」に出逢えると、幸せが訪れる、成功するなどと言われています。

自分もひょっとしたら…、なんていう邪な期待をもちつつ、大宮八幡宮へでかけたんですが、あいにくお目にかかることはできませんでした。残念…。

邪な考えを見透かされていたんでしょうね。でも、出逢ってみたかった…。ホントに残念です…。

大宮八幡宮へのアクセスなど

参拝可能時間6:00~17:00
所在地東京都杉並区大宮2-3-1
最寄り駅
  • 京王電鉄井の頭線:「西永福」駅から徒歩7分
  • 京王電鉄井の頭線:「永福町」駅から徒歩10分。または、中野駅行き・佼成会聖堂前行きバス【大宮町】下車すぐ、新高円寺駅行き・高円寺駅行きバス【大宮八幡前】下車すぐ。
  • 東京メトロ丸ノ内線:「新高円寺」駅から永福町行きバス【大宮八幡前】下車すぐ。
  • JR中央線:「高円寺」駅から永福町行きバス【大宮八幡前】下車すぐ。

参考 大宮八幡宮

おわりに

2017年になるまで、ほとんど訪れることがなかった大宮八幡宮。今年になってからは月に1回は参拝しに出かけるようになりました。

いつも行っても「小さいおじさん」に出逢えないのはすごく残念なんですが、いつも何かパワーをわけていただいたような気がします。うまく説明できないんですけどね。

神聖な場所であり、パワースポットであり、都会のオアシズでもある「大宮八幡宮」へ、でかけてみてはいかがでしょうか。

今回も最後までお付き合いくださって、ホントにありがとうございます!また次回お会いしましょう!!

あらくま

列車やバスに乗って全国各地を訪れるのが趣味な中年オヤジ。現在は2周目となるJR全線完乗、私鉄と公営鉄道と第三セクター線の初完乗を目指して全国各地を乗り鉄旅をしています。

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