Twitterのツイートを追っかけていたら、世界にはおもしろい国(?)が存在していることを知ったので、今回はそんな国々をご紹介したいと思います。
今回、ご紹介する国々は 「ミクロネーション(自称国家)」 と呼ばれる国になります。
住民が独立国家であると主張はしてるが、国際機関や他の国々からは独立国として認められていない集団のこと。独立国を主張していることもあり、国旗・国歌・メダル(通貨)・公用語などを制定しているところもある。
数あるミクロネーションのなかから、とくに自分が気になった国々をいくつかご紹介していきます。
シーランド公国
イギリス南東部(サフォーク州)の沖合10kmの海上に浮かぶ海上要塞を領土とする国。
バチカン市国よりも小さい面積をうりに世界最小国家を自称しているんだそうですが、国連加盟国(193か国)及びバチカン市国の194か国の中で国家承認している国はないとのこと。
公式キャラクターがいる!
日本漫画「ヘタリア」に登場しているシーランド君がシーランド公国政府とシーランド大公ベーツ家の公式キャラクターになっているそうです。
誰でもシーランド公国の爵位を取得できる
シーランド公国のWEBサイトから誰でも爵位を取得(£29.99~)することができ、購入すれば卿や男爵などを名乗ることができます!
このシーランド公国の爵位を日本の芸能人が購入しているのにビックリです。最近ではNHKで2016年5月7日に放送した「魅惑のソナタ」の番組内で三村マサカズさんが男爵を購入していますしね。
この他にも西川きよしさん(某番組内で購入)や折笠愛さん(アニメのヘタリアでシーランド君の声を担当)など、けっこう多くの芸能人が購入しているんだそう。
ハット・リバー公国
オーストラリア西部に位置する広大な小麦畑を中心にした地域にある国。毎年、海外からおよそ4万人の観光客が訪れているそう。って、海外とはオーストラリアも含むんだろうか…。
オーストラリアからの分離に成功した例
オーストラリア政府はハット・リバー公国の独立を認めてはいない(当たり前かw)けど、西オーストラリア州政府は事実上の自治州として規定しているとのこと。
オーストラリア歳入庁(日本でいう国税庁?)は、ハット・リバー公国の住民はオーストラリア非居住者としているので、ハット・リバー公国内で得た所得についての税金はオーストラリアへの納税が免除されてるんだそうです。
つまり、ハット・リバー公国領土から一歩もでなければ無税ってこと!?
しかも、オーストラリア政府は独立を認めていないけど、国立博物館では「オーストラリアからの分離に成功した例」として紹介しちゃっていて、国なんだけど国じゃないを地で行ってるところじゃないでしょうか。
ワイ公国
オーストラリアのシドニー郊外にあるモスマン市内にある国。モスマン市からは正式に認可を受けているってことなので、モスマン市はワイ公国を国って認めてるってことでしょうね。
建国の理由がお父ちゃんの激怒
建国の理由が「地元自治体(モスマン市のこと?)に道路の敷設の申請したけど、自宅前に道路が敷設されなかった」ことにお父ちゃんが激怒して、2004年11月15日に独立を宣言したら、モスマン市長が正式に受理したために建国されたそうです。
そんなんでいいのか地元自治体!
国土は自宅、人口は家族のみ
ワイ公国の国土は自宅のみ、そして人口構成は、お父ちゃん・お母ちゃん・息子1人・娘2人の計5人のみ。
公式サイトを見ると、お父ちゃんもお母ちゃんもけっこうなお歳のようで。脅威の高齢化率40%!!
果たして子どもたちはワイ公国を引き継ぐのかが気になるところ。
おわりに
独立国を名乗っているけど国じゃない!ミクロネーション(自称国家)のご紹介、いかがだったでしょうか。
独断と偏見で3か国をご紹介させていただきました。ってか国って言っていいんだろうか。
各国の公式サイトへもリンクしましたが、なんせ英語で書かれているので自分にはチンプンカンプンで、ただリンクを貼ってるだけですが。英語が得意な人はぜひ公式サイトへいってみてくださいね。
それでは、また次回お会いしましょう!